Unityでゲームを作る 構想~基本設計編
「Unityでゲームを作ろう」と去年の夏くらいに思い立って一年くらいが過ぎた。その時はインストールだけしてちょっと触って放置していたんだけど、最近時間ができたので勉強を再開した。
勉強で使ったのはこの「Unityで神になる」という本(著者も書いてるのだが、あくまでUnityでゲームの世界を作る「神」になるための第一歩を手ほどきしてくれる本であって、Unityの神になるための本ではないです)。2~3か月ちびちび本を見て動かしながら、一通りの操作を理解した。他の本を読んでいないの比較できないが、この本は結構いい内容だったと思う。基本操作も繰り返し丁寧に教えてくれるし、Unityで分かりづらい抽象的な機能も絵を使っていい感じに説明してくれていた。Unityのリファレンスはネット上に沢山あるから本を買わなくてもできる気がするが、やはり最初はこういう本で体系的に理解するのがいいと思った。
そこそこUnityでできることは理解したので、これから本腰を入れてオリジナルゲームを作ってみようと思う。最初は形から入ると興奮するので、今回はゲームの画面イメージと基本設計メモを作りました。
ゲームのタイトルは「満員電車」です。
【画面イメージ】
【基本設計メモ】
- ゲームの概要
満員電車で圧死しないよう頑張る。
乗り込もうとしてくる乗客を倒して乗らせないようにする
すでに乗り込んできた乗客を追い出す
電車が進んだ距離がスコアになる
- 終了条件
電車に人が入りすぎて圧力が100になると圧死して終了
-
ゲームの見た目
2D、Pixcel Art
- オブジェクト
電車
各駅で止まる。
ホーム
乗客が乗り込んでくる
主人公
圧力に応じて表情が変化
乗客
Waveごとに発生する種類、人数増える
小 移動速度:大 体力:小
中 移動速度:中 体力:中
大 移動速度:小 体力:大
UI
主人公の顔を表示するカメラ
電車内の圧力表示
Wave表示
アイテム表示
アイテム
乗客を倒すとドロップする。レベル3段階
武器:電車に乗ろうとする乗客を倒す
矢
銃 攻撃力+
爆弾 攻撃範囲+
回復:電車内の圧力を減らす
げろ
げろをはいて乗客を降ろす
おしっこ
社内で漏らし乗客を降ろす
ゴッドハンド
神が天から現れ電車の天井を貫き、乗客を屋根から追い出す
- 操作
アイテムを拾う
ホームから乗り込もうとしてくる乗客を倒して乗らせないようにする
すでに乗り込んできた乗客を追い出す
【製作する順序】
書いてみると結構な作業量がありそうだったので、以下のように作る順序を決めて、ちょっとずつ動雲のを作ってモチベーションを保つ作戦にしました。
指針
・動作させることを優先する。
・画像は仮で作って後から作りこむ
① 電車に乗り込んでくる乗客
オブジェクト:
電車、乗客、ホーム、電車内の圧力表示、Wave表示
機能:
電車に乗客が乗り込む
乗客を生成する
電車に向かって乗客を歩かせる
電車に乗り込んだら消える
乗車カウントして、圧力を表示
Wave単位で乗客を生成する
生成する乗客の種類、数をWaveごとに設定できるようにする
一定数以上生成したら生成を止める
② 乗客を武器で倒す
オブジェクト:
武器、乗客
機能:
電車に乗り込もうとする乗客を倒す
クリックで武器を発射する
乗客に武器が当たると乗客にダメージ
乗客の体力がゼロになると乗客が消える
乗客のレベル3段階を作る
乗客を倒すとアイテムをドロップする
武器のレベル3段階を作る
アイテムを拾うと武器が切り替わる
③ 回復アイテムで圧力を減らす
オブジェクト:
回復、主人公、主人公の顔を表示するカメラ
機能:
圧力に応じて主人公の顔が苦しくなる
回復を使って圧力を減らす
主人公がげろ、おしっこをする
主人公がゴッドハンドを呼び出す
回復のレベル3段階を作る
アイテムを拾うと回復が切り替わる
④ シーン切り替え
Waveごとの乗客発生、アイテムドロップのロジック作る
電車を動かす
Wave終了ごとに次の駅まで走らせる
スタート画面
以上、3日坊主にならないといいね。